平清盛 ♯12 宿命の再会
11話の感想が適当すぎたので今回は結構長め。


明子さんが亡くなってうじうじ清盛たん、また僕ちんの気持ちなんて誰も分かってくれないモードキター!!厨二時代とはまた種類は違うしあんなに好きだった美人の奥さんが突然死んじゃったらうじうじするのも分かるけどこの人のこういう態度って本当うざいわw
僕ちんだけがかわいそう感があまりにあまりなので家盛たんが心に仕舞っておきたい辛い過去を吐き出さないといけなくなったじゃないの!あでも実は家盛たんは知って欲しかったのかも。周りのことも考えず自分の感情のみで動く兄に、人は誰でも何か抱えて沢山我慢して生きてるんだって言いたかったのかもしれない。
いくら王家のために尽くしても忠盛さんに全く高位を授けてくれない鳥羽院、自分のお家のことしか考えていない藤原摂関家の人々の嫌気がさした通憲さんが出家し信西さんに…せつないなー結局雅仁ちゃんの乳父はどうなったのかしら(どうしても雅仁ちゃんが気になるw)
摂関家といえば俳優さんにスポットを当てたHNKの5分番組が大東くんだったので見たんだけど大河の撮影風景も流してて家盛たんが頼長さんに押し倒されていたんだがあれはなんですか。頼長さんがそっち系だと言う事は存じておりましたが家盛たんが平氏のために頼長さんの餌食に???ギャー!!そういや頼長さんにストーカーの如く言い寄られていた男の人の日記を面白おかしく現代語にした文をどっかで読んだけど面白かったwあれもう1回読みたい。
てか深キョンのパパが蛭子さんでウケタwwなんかあの時子の雰囲気を見るにつけああこのぼんやり変わり者のお父さんって分かる気もする…。弟は悪い意味での反面教師で育っちゃったんでしょうか、ギャンブルで父の大切にしてるものを摩った上楽して生きたい〜とウダウダ。姉が平家の御曹司の家に入り浸っているのを知るやすぐ後添えにと直談判ってすげー行動力ww天然なのか計算なのか分からん。
そんな弟のびっくり行動に清盛の前で自分の気持ちを思わず喋ってしまった時子、の場面が少女漫画だった。そこで清盛に「明子の琵琶の音をかき消されたくない」と静かに言われるあたり切なくて甘酸っぱいわあ。
璋子様が亡くなるのが予想外に早くてびっくりしました。まあそうしないと話が進みませんよね。得子さんがすっかり丸くなって璋子様から全てを奪うことが出来なかったと語っていましたがこの、最後になるとみんな毒気を抜かれて悟りを開いたようになる感じ…橋田スガコ先生や内舘マキコ先生のドラマの最終回にありがちでそれ見てるとねーよwwと思うんだがなんかこの2人を見てるとと言うよりも璋子様を見てるとそうなるのも分かる気がする。んで鳥羽院と最期に再会し思いを通わせたところで璋子様はご臨終。最後の最後でも心を通わせられて鳥羽院は幸せだったんですかねえ。
鳥羽院が璋子様への愛の証として躍起になって探させた水仙を持ってきたのが義朝だった訳ですが…足掛け10年、関東一帯を治めて(だよね?)子供2人も作って京に戻り、鳥羽院のためにきっちり成果をあげ武士としても男としても自信満々ドヤ顔っぷりこの上ないwwwてか清盛さんよ、義朝といつも出会うあの草ボーボーの野原みたいなとこ、そんなところ探しても水仙は生えてないと思うの…
そんなドヤ顔炸裂の義朝に会って元気を取り戻した清盛との10年ぶりの取っ組み合いきたこれ!この2人変わってない!あーたのしい。この宿命のライバルによって主人公が自分を取り戻す、奮い立たされるってのがまさに少年漫画大河!!少女漫画展開もありなので2度おいしいw
義朝と取っ組み合いしイライラついでに誰でもよーい!とばかりに*1その場に居た時子に結婚を申込む清盛wこの場面の時子が良かった。可愛かった。対して10年近く自分を待っていた由良姫の前でよそに子供を2人も作ったことをしれっと告白しそんなことを言っても自分に対する由良姫の気持ちが揺るがないと確信し「好きな男の役に立つのが女の幸せだろ?」とか抜かしやがる義朝!キイイイ!!女子の扱いも源平は両極端だなあ。さすが宿命のライバルw
次の場面ではもう頼朝が生まれて時子のお腹にも宗盛が…はやいって(笑)

*1:実際はそうじゃないんだろうけどw